医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・
ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科

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膣のゆるみ・尿漏れの原因と治療法を解説!

「自分の膣がゆるいのか気になる」
「最近重いものを持った時に尿が少し漏れる」

なかなか相談しにくい部分のため、年齢問わず女性の中にはこのようなデリケートゾーンに関する悩みを持っている方が多いです。

そこで今回は、医療法人敬愛会グループ吉田理事長がデリケートゾーンのレーザーとして有名なマシンを取り扱っているハルテック株式会社の代表、依田様をお招きして、デリケートゾーンで多いお悩みや最新の治療法についてなどお話しを伺いました。今回はその内容をコラムとしてまとめました。

 

1.「膣のゆるみ」に悩んでいる女性は多い

10代から50代、60代と幅広い年齢層において、「膣のゆるみ」に悩んでいる女性が多くいらっしゃいますが、「膣のゆるみ」は決して恥ずかしい症状でも特別な病気でもありません。
まずは、膣のゆるみについて詳しく見ていきましょう。

●幅広い年齢層の方がご相談に来院

(吉田理事長)
「私の膣って本当にゆるいんでしょうか?」と、10代、20代くらいの患者様からご相談されることがここ最近増えています。若い方に限らず、膣のゆるみは幅広い年齢層の女性が悩まれている症状の一つです。特にパートナーに指摘されて来院される女性が多く、自分では膣のゆるさなどがわからないために、クリニックで相談される方が増えています。

(ハルテック依田様)
当社では女性器に関するレーザー治療器を10年ほど取り扱っていますが、実はデリケートゾーンについて悩んでいる方の数は今も昔も変わらないと思います。ただ、これまではデリケートゾーンのお悩みを人に相談したり、クリニックで治療したりということがなかったので、一般化されてなかったのだと思います。ここ5,6年ほどで状況が大きく変わり、女性器についても手術を伴わずに治療できるようになったことで、クリニックを受診される方が増えてきたのだと思います。

(吉田理事長)
当院は奈良で1院目のクリニックを開院してから15年ほどが経ちますが、当時はデリケートゾーンのお悩みなどは人に言いづらく、実際にカウンセリングでご相談を受けることもほぼありませんでした。しかし現在では、手術を受けなくても、レーザーだけで膣のゆるみを改善することができ、家族やパートナーにバレずに治療できるようになったため、膣のゆるみをクリニックで相談される方が増えていると実感しています。若い年代の女性から、出産を経験された30代~50代くらいの女性まで、あらゆる年代の女性がクリニックを受診されています。

●ゆるみだけではない!デリケートゾーンもたるみ・しみができる

(吉田理事長)
ちなみに膣は、ゆるむだけではありません。お顔と同様に老化が進むと、しみ・しわができて機能的にも衰えていきます。お顔はいつも見ている部分のため、毎日チェックして気になるところがあればケアをされる方が多いと思いますが、デリケートゾーンは見えない部分のため、ケアされる方は比較的少ないでしょう。そのため、知らない間にどんどんデリケートゾーンの老化が進んでしまいます。しかし、デリケートゾーンもお手入れすることで若返り効果が期待できます。

(ハルテック依田様)
デリケートゾーンのお悩みを「若返りの治療」としていち早く取り入れたのが、アメリカ・ビバリーヒルズの女性たちです。ヨーロッパで開発された、フォトナやモナリザタッチなどの機械を用いて、こっそり膣のゆるみを治療する方が増えました。そこから火がつき、世界中に広がったため、デリケートゾーンのケアが一般的になりました。もちろん日本でも注目を集め、今では爆発的にデリケートゾーンの治療を受けられる方が増えています。

 

2.「膣のゆるみ」の原因とは

(吉田理事長)
膣のゆるみなどのデリケートゾーンのお悩みは、お手入れすることで改善できるとお伝えしましたが、そもそも膣のゆるみはなぜ起こるのでしょうか。まずは、膣のゆるみが生じる原因を見ていきましょう。

●加齢

年齢とともにお顔にたるみが生じるのと同様、膣も老化します。これは、膣粘膜のコラーゲンが減少し、弾力が低下することが原因です。膣壁のヒダがなくなり、平らになってくることも特徴です。また、筋力が低下し、膣や尿道を締める力が弱くなることで、膣のゆるみや尿もれなどが起こります。

●出産

出産時に膣壁が大きく引き伸ばされることで、膣内が広がります。出産後にある程度は元に戻るのですが、出産前の状態に戻ることは基本的にはありません。さらに、妊娠時には骨盤底筋に大きな負荷がかかり、出産時に引き伸ばされたり一部断裂したりすることで、膣周りの筋力が低下します。このように、妊娠や出産が原因となって膣のゆるみが生じます。

●運動不足

膣のゆるみに影響する骨盤底筋は、他の筋肉と同様、運動しているかどうかで筋力に差がでます。しかし、骨盤底筋の中には、意識して動かせない筋肉も多くあるため、トレーニングで鍛えることが難しいとも言われています。海外の研究では、ヨガ・ピラティスなどが、骨盤底筋のトレーニングに向いていると考えられています。

 

3.「膣のゆるみ」が原因で起こる症状とは

(吉田理事長)
膣のゆるみの主な原因を3つご紹介しましたが、膣がゆるむことでどのような症状が現れるのでしょうか。ここでは、膣のゆるみが原因で起こる症状についてご説明します。

●尿漏れ

膣壁がゆるむことで、尿道や膀胱を支える筋肉が弱くなり、尿漏れが起こりやすくなります。また、尿道括約筋と呼ばれる、尿道を締める筋肉が弱くなることも尿漏れの原因となります。

●性交時の満足度低下

膣がゆるむと、自分自身やパートナーへの刺激が弱くなってしまいます。そのため、以前よりも性交時の満足度が下がってしまう可能性があります。

●骨盤臓器脱(性器脱)

骨盤底筋や周囲の組織・靭帯によって、骨盤内の臓器は支えられています。しかし、出産や加齢などで支える力が低下すると、腟脱・膀胱脱などの骨盤臓器脱(性器脱)を引き起こす可能性があります。

 

4.膣のゆるみ・尿もれは改善できる!

(吉田理事長)
膣のゆるみによって、尿もれなどの症状が現れることをお伝えしましたが、これらの症状は治療することができます。まずは、尿もれの始まりである「お湯漏れ」を早期にケアすることがポイントです。

●実は尿もれの始まり?お湯漏れとは

(吉田理事長)
尿もれの症状が生じる前に起きるお湯漏れは、若い方でも比較的多くの方が経験されているようですね。

(ハルテック依田様)
仕事柄いろいろなクリニックにお伺いすることがありますが、尿漏れについて話をすると「尿もれはしたことないです!」と言われる女性が多いのですが、プールやお風呂から出たあとに、ちょろっと水が垂れてきちゃうことってないですか?と聞くと、産後のスタッフさんは全員「それはあります!」と言われるんですね。

このような「お湯漏れ」は、尿もれの始まりと言われているんです。他にも、咳やくしゃみをしたときにちょろっとおしっこが出ちゃうようなことがあると思うんですが、これも尿もれの始まりです。

(吉田理事長)
尿漏れと言うと、深刻な症状のように思われがちですが、意外と身近な症状です。特別な病気や恥ずかしい症状ではなく、誰もが経験する可能性のある一般的な症状と言えるでしょう。

お湯漏れは尿もれの始まりとお伝えしましたが、症状が出た場合、早期から治療を始めることが重要です。早めに治療を始めることでオムツの期間を短くすることも可能です。

 

5.「膣のゆるみ・尿もれ」にはインティマレーザーがおすすめ

(吉田理事長)
膣のゆるみや尿もれを改善するためには、ヒアルロン酸注射・レーザー・手術などの方法があります。その中でも当院が特にお勧めしているのが「インティマレーザー」です。

インティマレーザーの特徴やおすすめの人についてご説明するので、膣のゆるみや尿もれにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

●インティマレーザーの特徴

インティマレーザーは、膣のゆるみ・尿もれ・感度アップ・子宮脱などに効果が期待できる蓄熱式のレーザーです。膣内にガラス管の筒を挿入し、360度照射します。膣壁のコラーゲン生成を促進させることで、膣のゆるみを改善する効果が見込まれます。

 

インティマレーザーの特徴は下記の通りです。

・皮膚深層から膣を引き締めることが可能

・痛み・ダウンタイム・副作用がほとんどない

・膣口から膣の奥まで照射ができる

・尿道を引き締められる

・治療スピードが早い

・打ち漏れのリスクがほとんどない

・妊活中でも治療できる

・施術後いつも通りの生活ができる

インティマレーザー以外にも、ヒアルロン酸や手術などによって膣のゆるみや尿もれを改善する方法はありますが、痛みやダウンタイムがほとんどなく手軽に受けやすいのがインティマレーザーです。さらにインティマレーザーでは、膣のゆるみだけでなく、小陰唇や大陰唇などの黒ずみ除去にも効果が期待できます。

●インティマレーザーがおすすめの人

・加齢や出産によって膣が緩んできた

・入浴時に膣にお湯が入る

・膣に空気が入っているような感じがする

・タンポンから経血が漏れる

・性交痛がある

・膣内が乾燥している

・年齢とともに尿漏れが気になるようになった

・デリケートゾーンの黒ずみを改善したい

・デリケートゾーンのニオイが気になる

・デリケートゾーンのお悩みをまとめて改善したい

これらの症状に当てはまる方は、インティマレーザーで改善することが期待できますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

 

6.吉田理事長からのメッセージ

医療技術が発達し、膣のゆるみ・尿漏れもレーザーで治療できる時代になりました。

インティマレーザーは術後の腫れ・赤みなどのダウンタイムもほぼなく、すぐに通常の日常生活を送ることができます。(性交渉は術後3日後から可能です)今まで気になってはいたものの誰に相談すればいいか分からなかったという方は、おひとりで悩まず、何かしらお話をするような感覚でまずは一度ご来院いただけたらと思っています。

当院はグループ院全てにおいて女医が診察・施術を行っています。ご相談をお待ちしています。

インティマレーザー治療の詳細はこちら

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コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

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